雑談
どうも、好きな十本刀は魚沼宇水。門倉アァトです。
彼は他人とは思えない。わたしもそのうち信念を貫けず、惨めに死ぬんでしょう、きっと。具体的な死を知らぬまま、観念としての死にばかり取りつかれて十のころからいままで生きてきました。
書くことがないにも関わらず書きます。
面白いことがないという感じがし続けています。そう表現してしまうとそれは偽りなのですが、しかし気持ちとしてはそうなのです。何をしてもすぐに瞬間に刹那におもしろきことは忘却へ消え去り、虚しさと残り火のような微かな怒りばかりの生活をしています。
まぁいいです。面白かったことの話をします。
今週もジャンプは良かった。やはりヒーローアカデミアが特に。自分の好みはやはりキャラターによるところが大きいのでしょう。面白いやつ、カッコいいやつ、強いやつ、他人とは思えないやつ、会ったことはないが友達だと思えるやつ、そういうキャラクターがいる漫画が、わたしのとくに執着する面白いマンガです。ヒーローアカデミアはその傾向がとても強い。善きにせよ悪しきにせよ、キャラクターが大変魅力的です。
てきとうな話をします。たびたび取り上げていますが、面白さの三分類について書きつらねます。
おさらい。わたしが個人の趣味で考えた面白さの三分類とは、
「刹那的な面白さ」、
「物語的な面白さ」、
「根源的な面白さ」
の三つでした。キャラクターの魅力についてこの観点からしゃべりたいです。この分類は便宜的趣味的なもので、あいまいさがおおくふくまれ、気分や文脈、発言時期によってその意味するところが変わっている恐れがあります。
キャラクターの魅力というものをこの分類に分けようとすると、それは不可能といわねばならない。なぜなら、見た目のカッコよさは「刹那的」であり、言動のカッコよさや人格の高潔さ等の魅力は前後の文脈、時間的な幅と因果的つながりを要求するので必然的に「物語的」であり、というよりもキャラクター(人格)がそも「物語的」である。そして読者(ひと)がキャラ(ひと)に魅力を感じるということは、すでにしてそれだけで「根源的」な事象であろう。キャラクターの魅力というものをどれかに分類するというよりも、この三つの要素がからまって構成されていると考えよう。そうすることで、あるキャラクターに対してそのような分析を加えることで、わたしがそのキャラクターに感じているものを少し理解できるようになるかもしれない。
実際の語りはまたにしよう。