Blut unt Weiß

伊藤計劃に感化された一連の文章の群れ。日記、少年マンガを中心とするオタク趣味の感想および世界を変えるための文章が置かれる。御口に合いますれば幸い

映画のはなし続き

 はいどーも、お久しぶりです門倉です、門倉アァトです。初見の方は初めまして(そうそういないとは思うが。)

 

 間が空きましたが、今日(6/20)デッドプールを観てきた勢いで前回の続きを書きます。が、結構忘れました。感動や感情は生ものなので新鮮さが大事ですね、熟成したらもっとうまいということもありますけど。なのでまぁさらっと流れると思いますので。

 

 

 

4/27

 「遊戯王 ザ・ダークサイド・オブ・ディメンションズ」

 

 海馬観賞用のためだけに作られたのではと思ってしまうほどに、贅沢に、そして潤沢に海馬を楽しめる、海馬の海馬による海馬のための劇場版!!海馬とともに笑い、海馬とともに苦しみ、そして海馬とともに報われる、そんな味わい方を強くおススメします。きっとそれがもっとも多くの愉悦をこの劇場版から引き出せるでしょう。大好きなセリフを一つ上げて終わります。

 

 海馬「モンスターではない、神だ!

 

 ハーッハッハッハッハッハッ!!

 

 

 5/1

  「シヴィルウォー キャプテンアメリカ

 

 この映画におけるわたしのモウストフェイバリットヒーロー、略してMFHはもちろんキャプテンアメリカです。で・す・が!MVPは違います。わたしが選ぶ栄えあるモウストヴァリアブルパーソンは、

 ブラックパンサー!!

 理由!彼は復讐の連鎖を自らの意志で断ち切りました!これほどの尊い行いはありません!彼はヒーローである以上にまるで聖人です!人間の、人類の規範とすべき態度です!みな人すべからくブラックパンサーに倣え。

 (ばくはねぇ!きみに言ってるんだよ!アイアンマン!)

 それはそれとして、この映画は実に面白かった。ヒーロー映画であり、またお祭り騒ぎでもありながら、ヒーローの在り方、人間の在り方を示唆したり、批判したり、まなざしたりしている、超一級娯楽エンターテインメントでしたね!十点(事実上の満点を)差し上げます。

 最後くらいにスタン・リー出てワロタ。

 

 

 さて、さてさてさてぇ、お待たせしました、諸君!

 

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 ヘ~ィィェ~ィ♪アムワナシューベィベェ♪(空耳感)

 

 ヤバァアアアィイ!!説明不要!!来たぜ来たよ来ましたねぇ!デッドプール!!面白い!面白いよデッドプール!そのキャラクターも!この映画も!とぉっても面白いよ!!

 そうたとえるなら、大人気超実力派大御所漫画家(荒木飛呂彦とか冨樫みたいな?)が描いた、短編読み切りのような面白さ。飽きさせないだけのインパクトと密度を保ちながら、けして詰め込み過ぎない、シーン展開の数々。デップーの特徴をしっかりストーリー説明に生かしつつ、キャラの魅力をこれでもかと垂れ流す。実にちょうどいい、ちょうどいい108分。暴力、ドラマ、そして下ネタ、映画ネタ、オタクネタに自虐ネタ、ちょっと時系列をグチャグチャしているのにそれを忘れさせるほどのわかりやすく退屈させないリズム、スピード。これほど完成度と満足度の高いエンターテインメイントは実に久しぶりだ。

 ライアン・レイノルズ(主演、デッドプール役)は本当に素晴らしい。どれほどの時間と情熱をかけてデップーの映画を完成させたのか。それを映画情報誌などで調べる必要がそもそもないほどに、彼のデップー力(りょく)が銀幕から伝わってくる。デップーを愛し、デップーを十年以上もがんばってプロデュースし、そしてついにデップーそのものとなった彼には本当感謝したい。

 暴力(アクション)はこのぐらいのスケールがちょうどいいんだ、個人的な趣味ではあるが。殴る蹴る、斬る、撃つぐらいの距離で、スケールでやってほしい。武器は好きだが、兵器は趣味じゃないんだ。本当何から何までちょうどいい映画だ。その品性も、下劣さも、悪徳も、そしてちょっぴりの善良さも本当にちょうどいいんだ。あぁ~そうそうそのぐらいの湯加減がサイコーなんだよなぁ~。デップーのスーパースタイリッシュ暴力はマジで必見!予告のスーパーアクロバティックスタイリッシュワンショットスリーキルなんかもうサイコー!

 スタン・リーはこっちにもいました。

 タクシーの運転手がさりげなくなかなかいいキャラしてて好感度たっかいぜ、笑えるぜ。

 エンドロールまで、席を立つんじゃない。(キャッチコピー風に)

 

 十点、いや、千点やろう。(伊藤一刀斎のような顔で)

 

 

 

 映画の話、おしまい。短くて済まない、それともこのぐらい軽い方が読みやすいかな。

 

 デップーを「超える」。俺様の夢がまた増えちまったな。まずはバク宙とかのスタイリッシュアクションの練習だ。

 

ではまた次の日記でお会いしましょう。